Persona ~想定読者~
会社で言われた仕事はやっているが、これからの人生について、漠然とした不安がある家入さん。
会社は上場企業の子会社でそこそこ売上、利益は出ているようだ。しかし、将来について、やはり漠然とした不安がある。
メディアは「これからなくなる仕事」などを発信していたり、大企業でも終身雇用が難しくなっている。と報道されたことが原因かもしれない。
自分が今後も会社や社会に必要とされるのかが不安に思っていることが原因だと考え、会社や社会に必要と認めてもらうために何か学んでみようと思いたったようだ。
しかし、なぜ学生でもない社会人が学ぶ必要があるのか、何を学んだら良いかが見えてこないため、ネットで調べてみると・・・
Abstract ~要旨~
自分の力で人生をコントロールしたい人は学習すべきと考えます。
また、知的好奇心が高まると普通の生活もワクワクすることが多くなります。
主体的に人生をコントロールできる人が増えれば社会も良くなります。
学習方法は様々なものがありますが、本を読む事が王道だと思います。
学習する分野は何でも良いですが、私がお勧めとして選ぶのは次の3つです。
・テクノロジー
・経済
・健康
また、業務上で必要な知識の習得は、ここでいう学習に該当しません。
Why? and How? ~記事を書いた理由と切り口~
社会人のあなたは学習していますか?
学習している方は、その効果を実感していることでしょう。
この記事は、学習によってあなたやあなたの会社、そして日本や世界が良くなるよう願って書きました。
何が良くなるか。といえば、最終的には、生産性が向上し景気が良くなります。
その過程や、結果として、個人が好きな仕事を選べることや長時間労働の緩和といったものも含まれます。
これからの時代は常に学習していく人でないと社会から取り残されていく時代になります。
この時代に、学習することの意味と、何をどう学ぶか、学んだ結果どうするかを私の理解で書いていきます。
What ~内容~
なぜ学習するのか
学ぶことを生業としている学生ではなく、社会人になっても、なぜ学ぶ必要があるのか。
私は「自分の力で人生をコントロールする力をつけるため。」と答えます。
さらに、「人生を豊かにするため。」とも付け加えます。
だれかのために学習するのではなく、自分の人生のために学習するのです。
職場でも、言われたことだけを実行して「作業」だけをしているような状況は自分で「仕事」をコントロール出来ていません。
もしあなたがそのような「作業」をしていると、近い将来コンピュータでも同じ事が出来ることにより、あなたのする事がなくなり、ビジネスの現場から追い出されることになるでしょう。
「仕事」と「作業」の違いについてはこの記事では深く言及はしないですが、一言で表すなら、主体性があるかどうかです。
学習することで、自分の頭で考えて、主体性を持って仕事に取り組むことが出来るようになります。
また、学習することによって、さまざまな立場で物事を考えられるようになるため、知識や自分の思考の幅が広がります。
多くのことを学ぶと、自分の頭で考えた結果、自分の中に軸ができます。
情報過多の現代において、他人に流されることなく、自分の価値観で判断することが出来ます。
どうやって学ぶか
どうやって学習したらよいかという問題については、大学で学ぶ。という手段もありますが、ビジネスマンには時間や金銭的なハードルが高いです。
現在は学ぶためのハードルが低くなっており、多様な手段が用意されている良い時代です。
・本を読む。
・ラジオを聴く。
という定番のものから、最近では、
・オーディオブックで本を聴く。
・Youtubeで学習系チャンネルを視聴する。
と、数多くの中から自分に合うものを選択できます。
私の主な学習は読書によるものです。
読書ほど手軽に主体的に学べる手段はありません。
自分の時間のあるときに、自分のペースで、著者の主張を論理立てて理解できるものだからです。
費用面でも新書1冊1,000円弱、ビジネス書の単行本でも1冊2,000円ほどで購入できます。
仮に年間100冊読むとして、月8冊程、つまり月に10,000円前後で「人生をコントロールしていく力」を徐々につけられると考えるとお得な買い物だと思えます。
また、本は図書館に行けばいくらでも借りる事が出来ます。
もちろん、図書館で借りてくれば費用はかかりません。
私はここ1年ほどは、和書を読むほかに、ビジネス系の洋書をオーディオブックを併用して読むようにしています。
Audible.comでアメリカのベストセラーを探し、面白そうなビジネス書を聴きながら、本でも読んでいます。英語を学習するのではなく、英語で学習するようにしています。
まだまだ本の全部がわかるわけではないですが、ビジネス書であれば著者の伝えたいことを理解できるくらいにはわかるレベルまでになりました。
何を学ぶか
学ぶ理由と、方法について、書きましたが、ここでは何を学ぶか。について書いていきます。
結論としては、「なんでも良い。」とは思うのですが、現代の社会人が学ぶべき分野を挙げるとすれば次の3つからが良いと考えます。
①テクノロジー
②経済
③健康
他にも、歴史や芸術などを学ぶことによって、自分の人生をコントロールし、より楽しい生き方になると思います。
テクノロジー
現代社会において、テクノロジーを無視して生活できません。
テクノロジーという単語はあまり縁がないように思えるかもしれませんが、職場でもパソコンやタブレット端末を使わないことは無いでしょう。もしかすると、この記事はスマートフォンで読まれているかもしれません。
パソコン、タブレット、スマートフォン、これらはテクノロジーの集合体です。
これらを安全に便利に使うためには最低限のテクノロジーの知識が必要です。
テクノロジー関連でいえば、自分でも簡単なコードを記述できれば自分の仕事や生活を便利にする事が出来ます。
仕事でエクセルを使っている方は、毎月、毎週、もしかすると毎日同じようなデータを入力していませんか?
データを入力して、その結果を元に行動する事があなたの仕事かと思います。
データの入力は「作業」です。
その「作業」に時間をとられて疲弊し、「仕事」の質が落ちてしまっていませんか?
テクノロジーについて学んでいると、自分でもプログラミングをやってみよう。と思うかたもいるでしょう。
最近はテックキャンプなど、教養としてのプログラミングを教えているスクールもありますね。
プログラミングは普通の会社では教えてもらえないことでしょう。
それでも、少し学習して簡単なプログラムを書くことが出来れば、上の例で書いたようなエクセルでの「作業」の時間は限りなく0になります。
そうすることで、「仕事」の質を高めたり、他のことに取り組む時間を捻出できます。
経済
社会人は、経済活動をしているはずなのに、経済についてよくわかっていない方が多いように思えます。
経済という言葉を使いましたが、ここでは、個人のお金に関すること、企業間での取引や税金、社会保障制度のこと、国家間の取引のこと、など広範囲を意味する言葉として使いました。
学ぶべき範囲は広いですが、世の中がどう動いているのかを知るためには経済を学ぶことは外せません。
広い範囲の中から、何から学ぶべきか迷った方は、自分の周りから範囲を広げるのが良いと思います。
つまり、個人のお金に関することから学ぶと良いかと思います。
健康
人生100年時代といわれている現代社会で、心身ともに、健康に生きる。というのは非常に重要です。
人生最後の10年20年を呆けずに自分の足で歩き、おいしいものを味わいながら、心穏やかに過ごす人生と、
寝たきりや後悔や嫉妬心を抱いて過ごす老後では、私は断然前者を選択したいです。
そのためには、若いうちから少しずつ、心身ともに健康でいられることを意識しておく必要があります。
そのために、心理学や睡眠、食事や筋トレなどについて知っておく必要があります。
以上、私が考える現代の社会人が学習したらよい分野を3つ挙げました。
繰り返しになりますが、学習対象は何でも良いと思います。
ただし、注意が必要なのは、”業務上、必須な事項は学習ではない。”という意識を持つことです。
学習の話を同僚にした後に、今の業務の知識や技術について学習した。と言われる事がありますが、それは私が考える学習ではありません。
業務上求められる知識や技術の習得はやって当たり前です。
業務上求められている以上のことを自ら学ぶ場合は学習かと思いますが、ここを勘違いしている人は多いように思います。
自己への投資として、学習していき、「自分の力で人生をコントロールできる」ようになって行きましょう。
Conclusion ~おわりに~
今回は、社会人が学習する理由と、手段、学ぶ対象のお勧めを紹介しました。
簡単にもう一度書くと、以下のとおりです。
理由:自分の力で自分の人生をコントロールするため
手段:読書
対象:テクノロジー
経済
健康
いかがでしたでしょうか?
自分のために、学習してみようと思っていただけたでしょうか?
私も自分のために学習を続けていこうと思います。
そしてその結果、よりよい社会になっていくと信じています。
このブログはそのアウトプットとして利用しようと思います。
良ければ他の記事も見てみてください。
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